復職を目指されている方へ

見学のお申込みをお待ちしています

メンタル不調での休職は、ご本人にとってとても不安なことです。
果たしてよくなるのか、以前のように仕事に戻れるのか、戻った後うまくやっていけるのか等、あれこれ悩まれることも多いでしょう。
リワークのご利用を思い立たれたら、まずは一度見学してみてはいかがでしょうか。
お電話でお申し込みください。スタッフがお待ちしています。

フレキシブルな対応

当院のリワークは小規模ですので、利用者の皆様の状況に合わせてフレキシブルな対応を取ることが可能です。
自宅で安静に過ごす時期が終わり、そろそろ朝もなんとか起きて出歩けるようになってきたら、リワークの開始をご検討ください。
週3日午前利用から始めて、徐々に日数・時間を増やしていきましょう。
もちろん体力・生活リズムに心配のない方は、初めから週5日終日利用も可能です。

主治医の先生や職場との連携

すでに精神科・心療内科にかかっておられる方は、主治医を変えないままリワークをご利用いただけます。
リワークでは主治医の先生と連携を取りながらプログラムを進めていきます。
主治医受診の折に先生にリワークの利用をご相談ください。
また、職場の産業医の先生や産業保健スタッフ、人事総務など担当窓口とも適宜連携しながら、スムーズな復職を図ります。

STEP1
週3日午前のみ通所します。
通所自体に慣れましょう。設定した自主課題に取り組みます。必要に応じて個別面談が実施されます。
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STEP2
週5日午前のみ通所します。
STEP1と同じですが、毎日通所する分、負荷が高くなります。
欠席・遅刻がなければ次のSTEPに上がります。
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STEP3
週5日午前に加え、週2回午後も通所します。
午前中は自主課題に取り組みます。午後から「行動活性化」全8回に取り組みます。
欠席・遅刻がなく(ほとんどなく)、行動活性化を修了すれば次のSTEPに上がります。
 ↓
STEP4
週5日午前・午後とも通所します。
午前中は自主課題に取り組みます。午後から「ストレスマネジメント講座」全8回や、集団でのプログラム(グループディスカッション,オフィスワーク)、運動プログラムに参加します。
欠席・遅刻がなく(ほとんどなく)、ストレスマネジメント講座を修了した上で、集団のプログラムでの状況を総合的に判断し、次のSTEPに上がります。
 ↓
STEP5
週5日午前・午後とも通所します。
総仕上げ的に、これまでの学びの総復習をおこない、再発のサインとして気をつけておくべき症状の点検やとるべき対応をまとめます。STEP4に引き続きグループディスカッションやオフィスワークに積極的に参加し、集団での雰囲気づくりや進行をサポートする役割を担います。
職場復帰に必要な調整もおこなっていきましょう。

週間スケジュール(例)

ご家族の方へ

毎日のトレーニングで自信を持って復職していただきます

ご自宅での療養期間、ご本人の体力や集中力はご家族が思われる以上に落ちているものです。
リワークプログラムでは、規則正しい通所でリズムを取り戻し、ウォーキングなどの運動を通じて体力を上げ、様々な課題に取り組みながら集中力を養っていただきます。
心理プログラムや集団プログラムに参加する中で、心のあり様を整え、復職後メンタル不調を再発させないように備えていただきます。

無理のない支援と協力を

ご本人の順調な復職はご家族の温かい愛情や見守りがあってこそ実現できます。
ご家族の方にも辛い時しんどい時はおありでしょうから、決して頑張りすぎず、無理ない範囲でご本人を支えて差し上げてください。

ご遠慮なくお問い合わせ下さい 

ご家族には焦りのお気持ちもあるかもしれません。ご心配事がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。可能な範囲でお答えいたします。

企業のご担当者様へ

資料をお送りします

当院リワークでは職場の産業医の先生、産業保健スタッフの皆様、人事総務の皆様と連携を図りながら、メンタル不調で休職中のご本人の復職を支援してまいります。
資料請求のご連絡をいただければパンフレットをお送りします。
また、ご見学のご相談にも応じます。
 

再発予防のためのリワークです

リワークプログラムでの訓練は、ご本人が復職して同じ環境に戻った際、再びメンタル不調に陥ることがないよう予防することに主眼が置かれます。
心理プログラムでの学習と、集団プログラムでの実践、面談での振り返りが、深い学びへとご本人を導きます。
 

定期的なご連絡を入れることも可能です

ご本人の了解が得られれば、その順調な復職のために、休職に至る事情や復職期限等の情報を職場から頂戴し、逆にリワークでの利用状況を定期的にお伝えすることも可能です。
相互の連携は、復職後の再発予防に大きく役立ちます。
 

医療等支援機関の方へ

主治医の変更は不要です

当院リワークプログラムは、主治医の変更は不要です。リワークプログラムのみを利用していただくことになります。
ご本人には、利用決定にあたって、一度、院長の診察を受けていただきますが、以後の診療・投薬等は、これまで通り先生の方でお願い致します。
 

利用状況を定期的にご報告します

ご本人の利用状況や提供したプログラムについて、定期的にご報告いたします。
何かございましたらお気軽にお問い合わせください。

資料をお送りします

資料請求のご連絡いただければ、パンフレット等資料をお送りいたします。
メンタル不調でやむを得ず仕事を休んでおられる患者さんの復職訓練ツールとして、リワークプログラムをお役立てください。

費用

 
リワークの費用は健康保険の適応となります。また、これまで利用された方のほとんどは自立支援医療の公費補助を受けておられます。
自立支援医療を使うと半日の利用で1回370円、終日利用で710円です。
所得に応じての上限などもありますので、詳しくはご見学の際にお尋ねください。

 
 

 
当リワークにご関心をお持ちでしたら、まずはご質問や見学希望のお電話をおかけください。
「リワークのことでたずねたい」「リワーク見学希望」とおっしゃっていただければ担当者につながります。